2006-01-01から1年間の記事一覧

ふり、省みる

年末には「あんまりいい年じゃなかったなー」 と振り返ることがほとんどだったが、 今年は「よい!」とはっきり言うことができる。 ただ、負を忘れているだけか?? いや、おそらくこれまでと同じことを受け止めたとしても かすり傷程度にとどめることが出来…

角筈より

ひとりひとりの顔が見えないと感じていた新宿だが、 結構お世話になっていることに気づいた。 それはあったはずのビルが取り壊されていて、 これまで見えなかった場所から 西新宿のビル街が見渡せたからである。 どんな建物でどんな店があったかまで思い出せ…

魔王の宴

二次会から参加の忘年会。 気のおけない集まり。 シラフなのに すぐにまじわる。 部室に集まってしゃべっていた時間から もう何年も経っているが、 話のペースはもとのまま。 みんなそれぞれ、今おかれている場所での顔とは別の、 学生のときの顔になって、…

ラ・フランスを抱いて

ポツドール:『恋の渦』観劇。 一つの部屋を舞台に“渦”が繰り広げられるのかと思いきや、 暗転後、四つの部屋に区切られ、ドラマは同時進行していく。 『マジで?!』という台詞を何百回聞いただろう… あっという間の2時間半。 誠意ある謝罪のシーンに、感じ…

冬夜逍遥

秋葉原から神保町まで。 中央通りに面する、ある一角が全て取り壊されていた。 たしか、長屋のような造りで 蛍光灯屋さん?!や部品屋さんが立ち並んでいたはず。 中央通りを右へ曲がり、男坂、神田明神へ。 境内からはかつて見えなかった秋葉原のビルがよく…

まったくなんて夜だぜ!

三の酉に行く。 神社が面する通りには屋台が立ち並び、 熊手を抱えた人とすれ違う、大きさは大小さまざま。 みんなと合流後、お参りへ。 本社御輿と雷電神社の御輿が飾ってあった。 約五百貫あるらしく、大きくて立派。 雷電神社の御輿についた鳳凰は、 ちょ…

再来、原宿。少し照れる。

5年前もここへやってきた。 そのときは11月の冷たい雨、 けぶった砂利道をひとり歩いた。 天気が悪かったので観光客は少なく、 静かに降り続ける雨の中、 厳かに姉の神前結婚式は執り行われたのだった。 今日は毎年恒例の姉家族、写真撮影。 風は穏やかで、…

リンクリンクリン

眼が悪く、耳からの情報にかなり頼っているので、 音楽を聴きながら歩くことに抵抗があったが、 新生活を始めてから、すっかり定着してしまった。 音楽を聴くことで注意が散漫になると思いきや、それが全く逆で、 前にも増して、という具合だ。 さらにイヤホ…

アキバハラ

両親と夜ご飯を食べに行く。 仰ぎ見る度に変化していたが、街路樹がライトアップされるなどし、 さらなる変化を遂げていた。 本一冊と来年の手帳購入。 食後の珈琲を飲もうとあちこち店をみてまわるが、どうも落ち着かず。 結局、古炉奈へ。ブラジルを注文。…

『子』の集い

黒ホッピー注文。最初から最後までしゃべり通し。 東洋医学と西洋医学の話はとてもおもしろかった。 理論が後に立つ前者と、理論が先に立つ後者。 元来あるべき状態に戻す前者、切ったり抑えたりする後者。 もがけばもがくほど糸は絡み、身を縛った昨今だっ…

ぼっかり開いた穴

久々の、何の予定も無い休日。 結局、家から一歩も出る事無く一日を過ごす。 洗濯したり布団を干したり掃除したり。 開け放った窓からは地域バザーの宣伝や、 ご近所さん達の立ち話が聞こえる。 小学生くらいのこどもたちが何か叫びながら走ってきて、 その…

猫だんご

土曜の午後、やわらかい日差し。 寒くもなく暑くもなく、風もなく、 桟橋にてカレーとピザを馳走になる。 久々に人物を撮影。 程よく光がまわり、 日中シンクロしなくとも大丈夫そうだ。 ラテを飲みながら、しばしボートを眺めた。 ・BGM「オリオン通り」…

自転車に乗って

今日は朝から私のおうちはてんやわんやの大騒ぎ。 ゴミ出し、洗濯もの片付け、風呂掃除をし、家を出る。 買うもの・やることを全てメモにしてきた。 まず、我が家でDVDを見るべくケーブルを探しに。 説明書通りに接続しようとすると端子が少ないので、 店…

地下鉄に乗って

老いることは赤ちゃんにもどることだと聞いたことがある。 赤ちゃんは大人の手を借りないとごはんも食べられないし、 身の回りのこともできない。 人間は成長するにしたがって自分でできるようになり、 自分の子供の世話までするようになる。 やがて孫が成人…

散歩部 於 新宿ナイト

新宿集合。 腹拵えに『アカシア』のロールキャベツを食べる。 ホワイトシチューで煮込んであり、 けっこう塩がきいてるのでごはんが合う。 洋食なのに、定食屋みたいな藍のふちの茶碗が 気取り無く安心。完食。 店を出て、ゴールデン街を覗き見つつ、 脇の遊…

こんな町に住んでます

新生活。 ついに始まったがまだまだ足りないものが多く、 夜遅く 買い出しに行ったりしている昨今。 昨日は新たな道を通って買い物へ。 個人商店ながら夜11時半まだ開いてるスーパーや、 銭湯を発見。 さぬきうどんの店や、感じの良い喫茶店も有り。 朝、通…

最高学府の最高

東大での研修に参加。 しかしご好意で研修前に見学をさせてもらった。 廊下には赤い絨毯。 東大の中で赤い絨毯がひいてあるのは 法学部と経済学部のみ。国会議事堂を思わせる。 建物は昭和初期からのもので、天井が低く丸みがありなぜか懐かしい。 この建物…

健康診断カレー

年に一度の健康診断。 昼を抜いてくることが条件。 普段、朝はコーヒーと果物くらいで済ませているので、 診断が始まる頃には、空腹の絶頂を過ぎていた。 昨年は血液検査でひっかかったので、 なるべく空腹できてくれとのこと。 準備は万端。 項目ひとつづつ…

ぴーす!

おまめとして参加させてもらっている集まり。友人の店へ。 仕事帰りに向かったが電車が止まっており、日付が変わってからようやく到着。 しかし今夜で閉店ということもあり、まだまだ店内は賑わっていた。 カレンダーの裏に寄書きをしたり、写真を撮ったり・…

ロシアより愛をこめて

和菓子屋さんの前を通ったとき『シベリア』が店頭に並んでいた。 一緒に歩いていた友人に 「なんでシベリアっていうんだろうーね??」 と話しかけたら、前を歩いていたおばさんが振り返って笑った。 たぶん、この疑問はシベリアを食べたことがある人なら必…

その名、今はここに在らず

田畑の広がりの中にポツンポツンと家が建っていて、 あぜ道で休憩している人がいる。 家々一軒一軒に人が住んでいて、 そこには生活があって、 家族が増えて子孫となり、 家族が減って先祖となる。 そんな景色を車窓から眺めながらやってきた。 日本は広い。…

紫を頼りに

表参道ヒルズなるものが出現したらしい ということは耳にしていたが、 ようやく行ってきた。 とは言っても中には入らず、裏から眺めただけ。 友人含む合同展『MAKUNOUCHI』鑑賞。 色んな猫をありがとう。 帰り道、ヒルズ裏の新潟館に立ち寄る。 坂口安吾展。…

本日の珈琲 モカマタリ

毎朝前を通る喫茶店。 窓際の席にいつもおばさんがいて、トースト片手に外を眺めている。 一瞬通るだけのこちらとしては その画は止まったように見える。 向こうからもそう見えるだろう。 今日はその席におじさんが座って外を眺めていた。 特等席。 昔、父と…

迷宮都市

新宿、ニコンサロンにて、 中東正之展「サヨナラ軍艦アパート」鑑賞。 一通り見た後、氏がいらしたので少し話を聞かせてもらう。 初めに見た時からの疑問が解けた。 1200万画素のデジタルカメラで撮影、 それを二枚合わせ2400万画素相当に。 4×5に匹敵、いや…

AAA

新宿アルタ前にて友人と待ち合わせ。 時間まで少し間があったので、中に入ってみた、初めて。 店内の大音量と装飾に、耳も目も塞がれる。 日差しが強いので、電柱の細い影にすがりついた、寅さんのように。 合流。 後輩の結婚祝いを買うため、方々探し回る。…

レイで天丼

久々に大学時代の友人と集まる。 約3年振りの再会だけど、ピタッと合う。 学生時代、10時に授業が終わると 守衛さんに追い出されるまで廊下で話をしていた。 それが引き続いているように、変わらなかった。 ひとりが 「卒業してから『これはすげー!』って思…

雨上がりの夜空だった

なぜか27で死ぬと思っている。で、今26なんだが… 27で本当に死ぬのか、 先の事が漠然として、ただ27まで生きる気がしなかっただけか、 それとも27で、人生における何か大きな変化があるのか、 なぜそんなことを10代の頃に思ったのかわからないが、 なぜか27…

ここんとこのひとりごと

かねがね住みたいなーと思っていた町を 久しぶりに散歩した時、観光地になったなーと思った。 先日、今住みたいなーと思う町に行ってきた。 歩いていて飽きない町。 旅の写真が出来てきた。 といっても、まだ現像のみでスリーブのまま。 しばらく撮ってなか…

散歩部 大阪篇(二日目)

朝9時より散歩開始。 新今宮から南海線で難波まで。 サンエバー珈琲にてかぼちゃホットサンドと珈琲。 でっかい顔がある難波八阪神社へ向かう。 でっかい顔、獅子の顔、口の中が舞台になっていた。 なんとも、神社らしいのか、らしくないのか・・・。 再び駅…

散歩部 大阪篇

新宿発の夜行バス、大阪行き。 ちょっと眠っては起きる、の繰り返しだったが、快適な車中だった。 カーテンの隙間から車の光が入り込み、逆方向に進んでいるような錯覚。 予定よりはやく大阪着。 さっそく観光案内所へ行こうとするが、朝8時かららしい。 ま…